こんにちは😁“いが”です^^
私は年間100名以上の患者様が入れ替わる総合病院の回復期病棟で4年、その後在宅のリハビリへと分野を移し社内で1番の訪問件数をこなしながら5年目を迎えています。
皆様は国家試験の合格と良いセラピストになる為に、日々多くのことを学んでいると思います。
そこで、今回はより効率的に勉強がはかどる方法として“予習”の価値をお伝えしていきたいと思います。
予習をすることによって、授業の時間に得られる知識の質が格段に上がります。
どのみち授業は強制参加なので、せっかくならその時間を最大限活用して貰えるといいかなと思っています。
効率化により時間に余裕が生まれ、勉強だけでなくキャンパスライフも充実させることが出来ますので、参考にしてみてください。
予習をする事で授業を最大限活用できます
理由は、授業を“受動的”に受けるか“能動的”に受けるかの違いが生まれるからです。
予習をしておくと、“能動的”に受ける事ができ、圧倒的にそのジャンルの理解度も記憶の定着も上がります。
予習をせずに“受動的“な状態とは、授業で先生が話している内容を「そういうものなんだ」と覚えようとします。
ですが、実はこの「そういうものなんだ」という状態が“思考停止”を生み出してしまいます。
要は、無防備な状態で一方的に多くの情報が流れ込んでくるので、頭の中が洪水のような状況になってしまいます。
これでは、教科書に載っている大枠しかキャッチできずに、先生が補足的に伝えてくれる生きた情報を取りこぼしてしまう可能性が高くなります。
一方で、予習をしているとどのようなメリットが生まれるかというと、授業中に知識の紐付け作業が出来ます。
予習する事で情報の洪水に飲まれずに済みますし、予習段階で生まれた“何故?”という疑問を授業で解消することが出来ます。
また、先生が補足的に話してくれる臨床現場での生きた情報には多くの価値が含まれています。
このような、何故?という疑問や先生からのプラスαの情報によって、ただの丸暗記ではなく“理解”することが出来、記憶にもしっかりと定着してくれます。
なので、予習をすることで授業の段階で効率的で質の高い知識を習得できることに繋がります。
また、感情を伴う記憶は忘れにくいと言われていますので、疑問が解消された時の爽快感を沢山味わう為にも、“何故?“を用意できる予習は大切ですね。
予習のコツは“何故?”を用意することです
予習が大切なことは理解して頂いたと思いますが、「具体的にどう予習したら良いのか?」という疑問にお答えしたいと思います。
非常にシンプルで“教科書を読む”程度で十分です。
その時のコツはひとつだけ、“何故?”を用意することです。
ですが、“何故?”を発見することも最初は難しいと思いますので、最初は“今回の授業の肝はここかな?”と、ゲーム感覚で予測することから始めてみてください。
徐々に、教科書を読む能力が向上してくると、書かれていることの背景や関連した状況だとどうなるんだろう?といった、“何故?”という疑問が浮かぶようになってきます。
予習は非常に大事ですが、負荷をかけ過ぎて嫌になってしまわないように注意して下さい。
どのみち授業は強制参加なので、その時間を最大限活用し続けることが効率的な学習に繋がります。
“継続は力なり“ですので、予習の力を上手に発揮して貰えると嬉しいです。
終わりに
今回はより効率的に勉強がはかどる方法として“予習”の価値をお伝えしてきました。
この、“何故?”を見つける能力や“知らないことを学ぶ“能力は、プロのセラピストになってからも大きく役立ちます。
新しい情報に触れるクセをつけていると、この変化の激しい業界でも価値の高い人財になれる事と思います。
少しでも皆様の人生のお役に立てていると嬉しいです。
皆様からのご質問やご意見などを大募集してます!
記事の内容のリクエストや実際のリハビリに関するご質問など頂けましたら最大限のサポートを致したいと思います✨
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